日記

かきたいことだけ

紛れもなく、十九歳の端くれなんだからなぁ。

今更「苦役列車」を観ました。読みました。

映画から入ったにわかだからでしょう、

どちらもドはまりしてしまい

西村賢太おっぱい。

原作者の西村さんはネガティブキャンペーンなのか、本心なのか、ああいう感じの方だからか、

この映画に苦言していたし、

原作ファンなら怒るのも無理ないなあとは思うんだけど…


前田敦子ちゃんはかわいくて、もういたらいいやってなって、

貫太の最後のシーンは胸をうつものがありました。

森山未來ってすげー。


役者さんって本当にすごい。

高良健吾マキタスポーツ、みんなみんな良かったけど、

森山未來の次に記憶に残ったのは、

高良健吾の彼女役の中村朝佳という女優さん。

うざすぎうますぎ笑!!

ああいう、高校生では決してカースト的には上じゃないであろう女(容姿的にも)が、

その女子高生特有の捻れから解放されたのをいいことに

はっちゃけて調子乗ってかわいこもぶって演出される「大学生」感。

貫多(森山未來)だって15点の女がオナニーするかしないかどうでもええわよ。

やっぱりここが原作も映画も最高。

そしてこのシーンにはいるちょっと前の

「ぼくだって彼奴らとおなじ、

紛れもなく、十九歳の端くれなんだからなぁ。」

この台詞が重くなってきます。

苦しく、惨めに、じわじわと効いてきます。

ラストは原作と映画は真反対(しかしなぜだか結構近いような)で、

わたしはどちらも好き。大好き。

でも原作ファンの方はやっぱり嫌だろうなぁ。


映画は、ラスト貫多の確実に臭いであろうブリーフの後ろ姿が印象的で、

本当にあるかわからない弱い光のような何かからからカルタシスを。

はたまた逆に原作は、何ひとつ変わらない様がもう…たまらない。

私は小説も映画も初心者以下なので

間違った感想な気がしないわけじゃないんだけど。


原作は声出して笑った場面も多数。

「うはあ」とか「うぉい」とか「なんでだよ!!」とかぶつぶつ言いながら

悲惨の中の絶妙なおかしみを味わってしまいました。


表向きは明るく生きなきゃいけないんだもの、

次もその次もこんな作品ばかりに出合いたい。

(もちろん現実には関わりたくない。)

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